使用上の注意点
- クッションへの荷重のかかり具合は船台の形状や船の置き方で異なります。必要に応じ厚みや幅、接地箇所を増やすなどして広い面積で荷重を受けるようにして下さい。
- 船体が曲面で受け部分に隙間ができる場合は部分的に2枚重ねて厚みを調整して下さい。
- 船体のカドや突起部分で荷重をかけた場合、負荷の具合によりEVAはその形で定着する可能性があります。
- クッションを船台にボンドで貼り付ける場合は、船の重さを利用して強く圧着すると綺麗に仕上がります。
- 破損や劣化など安全に使用できる状態である事を十分に確認してください。
使用例
- 使用例:2016年ヨット船台
- 艇種:J24 約1300kg
- 使用サイズ 85cm×7cm×5cmを4本、各受け部分に使用。
別注で取り置きのクッションを緊急で使用したため、船台の受け部分の幅10cmにくらべサイズが7cmの製品の使用となった。クッションの横幅に比べ高さもあるため、負荷が大きくかかった部分では横方向に倒れようとする力で少し斜めにクッションが潰れたが、大人が数名乗りこんで作業してもクッションの強度や船体には問題はない。手を加えるならば、荷重の負担が軽い部分(写真では外側の隙間部分)の厚みを高くし内と外で負荷のバランスを取る方法がある。
- 使用例:2008年ヨット船台
- 艇種:x35ワンデザイン 約4500kg
- 使用サイズ 30cm×30cm×3cmを6カ所の各受け部分に使用。
重量艇のため荷重の半分程度は船底のキール部分で支えている。6本の支えは転倒防止程度の役割なのでクッションの厚みをそれほど必要としていない。また、受け部分は上下の高さが調節可能な船台のため荷重を均等にかける事が容易。キールの底には当然ながらクッション材が敷設されている。
- 使用例:2017年モーターボート船台
- 艇種:シーレイ 27フィート
- 使用サイズ 60cm×12cm×5cm 4本
詳細はありませんが、オーナー様より使用に問題ないお返事を頂いております。